契約駆動型 AI ワークフローのプロトコル仕様リポジトリです。
agent-protocols は、AI エージェントによる作業実行を契約ベースで管理するための仕様を定義します。5種類の契約オブジェクトと、それらの状態遷移・承認フローを規定します。
この仕様が必要になるのは、AI エージェントが「何をしてよいか」「どこで人間承認が必要か」「実行結果をどう監査するか」が曖昧なまま運用されやすいからです。
特に次のような状況では、エージェント運用が属人的になりやすくなります。
- 依頼文だけで実行しており、入力と出力の契約が明確でない
- low risk な変更と high risk な変更の境界が曖昧
- 承認が必要な操作と自動で進めてよい操作が混ざる
- 実行後に「なぜこの判断になったか」を追跡しづらい
- 単体エージェント運用から複数エージェント運用へ広げたいが、共通ルールがない
agent-protocols は、この曖昧さを減らすために、意図、作業単位、検証、公開判定、証跡を分離して扱うための共通仕様です。
このリポジトリは、次のような目的で使うことを想定しています。
- AI エージェント作業の control plane を設計したい
- schema と validator の正本を先に固めたい
- 承認付きの自動実行フローを定義したい
- 監査可能な Evidence を残したい
- 単体実行から swarm 的な並列運用まで拡張したい
逆に、単発のスクリプト実行だけで十分で、承認、監査、再現性、状態遷移を管理しない場合は、この仕様はやや重い可能性があります。
- 意図、実行、検証、承認、証跡の責務を分離できる
- low / medium / high / critical の境界を明文化できる
- 自動承認と人間承認の条件を共通化できる
- JSON Schema と semantic validation を分離して実装しやすい
- Birdseye や補助文書と組み合わせて、初見の実装者でも入りやすくなる
- 将来、別のランタイムや別のエージェントにも同じ契約を適用しやすい
- プロダクトオーナー: 要件定義層を参照
- 実装者: 要件定義層 + プロトコル仕様層を参照
- 運用者/監査者: 運用ポリシー層を参照
| ドキュメント | 役割 |
|---|---|
| BLUEPRINT.md | 全体目的、非ゴール、設計方針 |
| requirements.md | 要件正本(規範) |
| protocol.md | 実装者向けプロトコル仕様 |
| operations.md | 運用・監査ルール |
| implementation-prep.md | 実装準備ガイド |
| RUNBOOK.md | 運用手順書 |
| CHECKLISTS.md | チェックリスト |
| INSPECTION.md | 検収レポート |
IntentContract → TaskSeed → Acceptance → PublishGate → Evidence
(意図) → (タスク) → (検証) → (承認) → (証跡)
- IntentContract: ユーザーの意図と必要な権限を定義
- TaskSeed: 実行可能な作業単位に分解
- Acceptance: 実行結果の検証
- PublishGate: 公開の可否判定と承認
- Evidence: 実行証跡の記録
| リスクレベル | 必要な承認 | 自動承認 |
|---|---|---|
| low | なし | ○ |
| medium | なし | ○ |
| high | project_lead, security_reviewer | × |
| critical | project_lead, security_reviewer, release_manager | × |
| 権限 | 説明 |
|---|---|
read_repo |
リポジトリ読み取り |
write_repo |
リポジトリ書き込み |
install_deps |
依存パッケージインストール |
network_access |
ネットワークアクセス |
read_secrets |
シークレット読み取り |
publish_release |
リリース公開 |
Draft → Active → Frozen → Published → Superseded → Revoked → Archived
- Draft: 作成直後、編集可能
- Active: 実行対象
- Frozen: 一時停止、要調査
- Published: 公示済み
- Superseded: 後継あり
- Revoked: 無効化
- Archived: 保管済み
| マイルストーン | 状態 | 内容 |
|---|---|---|
| M1: Contract Baseline | ✅ | JSON Schema 6ファイル、サンプル 6ファイル |
| M2: Validation Baseline | ✅ | セマンティックバリデータ |
| M3: Orchestration Baseline | ✅ | オーケストレーター |
| M4: Approval Baseline | ✅ | ポリシーエンジン |
# 依存関係インストール
npm install
# テスト実行
npm test
# デモ実行
npx tsx scripts/demo.ts- テスト数: 83件
- カバレッジ: schemas, semantic validation
LICENSE を参照してください。