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Google Cloudの契約と設定方法

このプロダクトでは、Google Cloudの以下のサービスを利用します。

  • 推論: Google Cloud Vertex AI
  • 音声認識: Google Cloud Speech-to-Text

Caution

Google Cloudの利用には、一定金額、一定期間無料で利用できる利用枠がありますが、その後は従量制料金で課金されます。利用状況に応じて高額請求されるリスクがあります。

手順

初期構築手順は以下の通りです。

  1. Googleアカウントを作成する
  2. Google Cloudのプロジェクトを作成する
  3. 利用するサービスを有効化する
  4. Vertex AIにて、利用するモデルを有効化する
  5. サービスアカウントを作成する
  6. サービスアカウントに、必要なロールを付与する
  7. サービスアカウントの秘密鍵を作成し、ダウンロードする

以下の操作もできるようにしておくとよいでしょう。

  1. 現在の費用を確認する
  2. 予算を設定し、一定以上の費用が発生しそうな場合に通知するようにする(自動で停止はしません)

Googleアカウントを作成する

Googleアカウントを持っていない場合は、以下のページから「アカウントを作成する」をクリックし、Googleアカウントを作成してください。

Googleアカウント

https://www.google.com/intl/ja/account/about/

Google Cloudのプロジェクトを作成する

既に利用できるGoogle Cloudのプロジェクトをお持ちの場合は、そちらを利用しても構いません。

Google Cloudのプロジェクトを初めて作成する場合

以下のページより、「無料で開始」を押し、無料トライアルに進んでください。

Google Cloud

https://cloud.google.com/free?&hl=ja

住所等の登録が必要です。 登録後、「プロジェクトの作成」に進みます。

既にGoogle Cloudのプロジェクトがあり、新たにプロジェクトを作成する必要がある場合

コンソールにアクセスします。

https://console.cloud.google.com/welcome

画面左上のプロジェクト名をクリックし、プロジェクト選択のダイアログを開きます。

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「プロジェクトを作成」をクリックし、プロジェクトの作成画面に進みます。

プロジェクトの作成

Project Nameに「stackchan-dev-74th」など適当なプロジェクト名を入力し、「作成」をクリックします。

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作成後、プロジェクトを選択します。

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利用するサービスを有効化する

検索バーをクリックして、検索欄を表示します。

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ここに、以下で「Cloud Speech-to-Text API」と検索し、出てきたサービスをクリックして、サービスのページに遷移します。 この時、ドキュメントページとAPIページが検索結果に出てきますが、APIのアイコンを確認して、APIページを選択してください。

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「有効にする」をクリックして、APIを有効化します。

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合わせて、以下のAPIを有効化してください。

  • (上記で実施済み) Google Cloud Speech-to-Text API
  • Google Cloud Text-to-Speech API
  • Vertex AI API

Vertex AIにて、利用するモデルを有効化する

Vertex AIでは、Google提供のモデルは初期状態で利用可能になっていますが、Claudeなどのパートナーモデルは利用する前に有効化が必要です。 ここでは、Anthropic の Claude Haiku 4.5 を有効化する方法を説明します。

モデルの有効化は、モデルのカタログページである Model Garden から行います。

検索欄にて、Model Gardenと検索し、Model Gardenのページに遷移します。

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Search Modelsの欄に、利用するモデル名を入力します。 「Claude Haiku 4.5」と入力して検索し、出てきたモデルをクリックします。

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「有効にする」をクリックしてモデルを有効化します。

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利用先についての照会が表示されるので、入力します。 個人の利用であれば以下のように入力してください。

  • Business Name(会社名): 氏名 (Personal)
  • Business website(会社のウェブサイト): 個人であることを示せるURL(例: TwitterのプロフィールURLなど)
  • Contact email address(連絡先アドレス): 連絡可能なメールアドレス
  • Where is your Business headquartered(本社所在国) : Japan
  • Who are your intended users of Claude models(Claudeモデルの想定ユーザー): Internal employees
  • What are your intended use cases for Claude models(Claudeモデルの想定ユースケース): self-built home voice assistant application for personal use
    • (日本語訳) 個人開発、個人利用のホーム音声アシスタントアプリケーション
  • Do any of your use cases have additional requirements per Anthropic's Acceptable Use Policy?: Yes
    • 高リスク事例や追加ユースケースに該当するかの質問です。高リスク事例は「法務」「ヘルスケア」「保険」「金融」等で、追加ユースケースとは「消費者向けチャットボット」、「未成年向け製品」「エージェントによる利用」「ClaudeのMCPサーバーの利用」を指します。「エージェントによる利用」であるため、Yesを選択します。
  • If yes, please describe how you plan to meet the additional requirements.(追加要件はどのように守るか): Used only in a personal home environment by the developer.
    • (回答日本語訳) 開発者の個人の家庭環境でのみ使用します。

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次に承諾確認ページが表示されるため、内容を確認の上、Terms and agreementsにチェックを入れて、「同意(Agree)」をクリックします。

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成功の表示が出ればモデルの有効化は完了です。

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サービスアカウントを作成、必要なロールを付与する

Google Cloudでは、特定のGoogle Cloudのサービスを利用する権限を持ったサービスアカウントを作成して、そのサービスアカウントの認証情報を使ってAPIを呼び出すのが一般的です。 ここでは、サービスアカウントの作成方法を説明します。

検索欄にService Accountsと入力し、サービスアカウントのページに遷移します。

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Create Service Accountをクリックして、サービスアカウントの作成を開始します。

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サービスアカウントの名前を入力し、Create and Continueをクリックします。

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Select a role から以下のロールを選択して追加します。

  • Cloud Speech Client(日本語名: Cloud Speech クライアント)
  • Vertex AI User(日本語名: Vertex AI ユー ザー)

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設定後、Done(完了)をクリックします。

なお、後からロールを追加することも可能です。 サービスアカウントページのサービスアカウントのEmailをクリックします。

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タブのPermissionsを開き、Manage accessをクリックします。

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表示されるAssign rolesに「Add another role」で必要なロールを追加して、Saveをクリックします。

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サービスアカウントの秘密鍵を作成し、ダウンロードする

サービスアカウントのページにて、作成したサービスアカウントのEmailをクリックします。

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タブのKeysを開き、Add Key > Create new keyをクリックします。

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キーの種類の選択が表示されますが、JSONを選択して、Createをクリックします。

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すると、秘密鍵が作成され、JSONファイルがダウンロードされます。 このJSONファイルを安全に保管しておいてください。

現在の費用を確認する

現在の使用状況を確認するには、検索欄に「Billing Accounts」と入力して、Billingのページに遷移します。

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日毎の費用が表示されます。

CostはAPI利用料による費用ですが、Savingsは無料利用枠などによる割引額を表しています。 Total costが実際に請求される費用です。

より詳細にみるには、下部の「View details on Reports」をクリックします。 すると、以下のように項目別の費用が表示されます。

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予算を設定し、一定以上の費用が発生しそうな場合に通知するようにする(自動で停止はしません)

Google Cloudでは、一定の金額を超えたら自動で停止するような仕組みはありません。 しかし、一定の金額を超えたらメールで通知するようにしておくことができます。

検索欄に「Budgets & alerts」と入力して、Budgets & alertsのページに遷移します。

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予算の作成(Create Budget)をクリックします。

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名前、時刻レンジ、対象のプロジェクトを設定します。

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次に進み、予算とする金額を設定します。

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最後に通知するタイミング(予算の何%に達したら通知するか)を設定します。

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これで、Finishをクリックします。 これで、プロジェクトを作成したメールアドレスに対して、予算超過で通知が行くようになります。